製品のお取り扱いについて
■ 革製プロダクト
革は天然皮革の植物タンニンなめし(エコレザー)を使用し、革の皮膚感覚と自然な風合いを大切にしています。
そのため、天然皮革特有のトラや血筋など、画一化された商品にはないブレや色ムラがでる場合がございます。
また必要最低限の表面加工をしていますので、初期段階での湿気や摩擦等による色移りなどにご注意ください。
時間の経過とともに深みを増すという革の特徴と、色調が変化していく過程も愉しんで頂ければと思います。
ご使用前には、革靴を扱うように適切な保護クリーム等を使用いただきますと永く綺麗にご愛用いただけます。
おすすめは M.モゥブレィ デリケートレザークリーム等、使用方法などをご確認のうえでお使いください。
保管には、色あせやカビ等の原因となりますので直射日光が当たる所や湿気の多い所はお避けください。
TOCOの素材は、職人による手作業での染め・漉き加工をしている為に1枚ずつ革の色や厚みが若干異なります。
■ BAGメンテナンス
BARCA 表地は防水ではございませんので、雨の日などのご使用時にはご注意ください。ご心配されるようでしたら使用前に適応した防水スプレーをお試しください。少量の雨でしたら水が染み込むことなくご使用いただけます。雨水が付いてしまった際はすぐに拭き取り、シミにならないよう柔らかい布で全体を均一に拭いてください。万が一、水染みができてしまった際はお手数ですがメールにてご相談ください。
異素材を使用しております。ドライクリーニングや洗濯などは、色移りや型くずれの恐れがありますのでお避けください。ご使用中に表地の汚れが気になる場合は、プラスチック消しゴムを使いタテヨコの生地織り目に沿って、ゆっくりと丁寧に力を込めてお手入れしてください。アクリル系コートを施していますので軽い汚れは目立たない程度に落ちます。
裏地汚れが気になる場合は、部分洗いをした後に形を整え、風通しの良いところで十分に乾かしてからお使いください。
革持ち手はレザークリームで、ご使用前と数週間に一度の定期的なケアをお勧めします。
BARCAシリーズの革持ち手が劣化した際は、有償にて交換が可能ですのでお問い合わせください。
製品は天然素材を使っていますのでご使用にともない経年劣化していくのが通常です。その雰囲気や味わいを大切に可能な範囲内でメンテナンスのサービスをさせていただきます。
ただし下記の場合はお受けできませんので予めご了承ください。
・部品等がなく修理ができない場合 (アーカイブ製品の持ち手付け直し等)
・お客様のご都合による修理の場合 (ホック追加などのカスタマイズ内容)
・生地等に付いた汚れをとりたい場合
・縫製部分を大きくほどいて修理しなければならない場合
・製品にお客様が手を加えられた場合 (補修、改造など)
・ご連絡がなく直接に商品が送られてきた場合
■ 陶製プロダクト
アールピースの陶製品はすべて信楽の陶器職人の手造り、型をつかった大量生産をおこなっておりません。
そのため画一化された商品にはない味が生まれます。同じ商品でも焼成により、色、形状、大きさ等に若干の個体差が生じる事があり、一つとして同じものは存在しません。また製品写真は実際の色と異なることがございます。
陶器の土は山で採られた自然物のため、鉄粉や石片が混じる事がございますのでご了承ください。
土からなる陶器は、窯からでて人の手により使い込まれていく程に完成品に近づいていくという永い旅をつづけます。
土の粒子の間に無数の穴があるため吸水性が高く、使うほどに器の肌に味わいが生まれます。また土ものの陶器は、器を水に浸したり、ご使用のなかで亀裂(ヒビ)のような模様が現れます。これを貫入と呼びますが、ひとつの景色として、器が育つ雰囲気とともに経年変化をお愉しみください。ご使用前に水に浸すことや、米のとぎ汁で煮沸することで、ゆっくりと貫入を進行させることも可能です。あまり気にされることなく、日々器を使い込んでいる産地の方もおられます。
製品は食器用の安全なシリコンコートを施しておりますので、ご購入後は軽く洗剤で洗い、すぐにお使いいただけます。又、初めてご使用する前に水からコトコトと大鍋の中で15-30分間ほど煮沸してそのまま冷やし水洗いすることで、より永く美しさを保つことも期待できます。
お米のとぎ汁や小麦粉で煮沸していただくと、でんぷん質が接着の役割を果たし、陶器の土肌をより強くしてくれます。この作業中に現れる貫入は、器が乾くと同時に、元どおりに姿を消しますのでご安心ください。
茶渋やカビ等が付着した際は、重曹や酸素系漂白剤(sansokei)、またはメラミン樹脂の白いスポンジ等をお試しください。
外側に焼きしめ部分がある器は、塩素系漂白剤を使用しますと臭いがのこってしまう可能性がございますのでお控えください。
ご使用後はなるべく早めに水で洗い(食器用洗剤使用可)、底を上向きに、器全体をしっかりと自然乾燥させてから戸棚に仕舞ってください。
土ものの陶器は繊細ですので、想像以上に水圧の強い食器用洗浄機、電子レンジ、直火、オーブン等はお避けください。送風のみの食器用乾燥機でしたら、特に問題ないかと存じます。
陶器ですので、水分を含んだまま放置しますと、底などにカビが発生する原因になりますので、十分ご注意くださいますようお願いいたします。陶器の味わいや温かみ、柔らかい口当たりをぜひお愉しみください。